【冬至にも!】おすすめのゆずの入浴剤10選 ゆず湯についても解説

入浴剤

ゆずは日本でおなじみの果物・香味食材ですが、ゆずはお風呂に浮かべて入るのもおなじみで、冬の冬至では定番となっています。ゆずの入浴剤もたくさん市販されており、生のゆずをそのまま浮かべて入るよりも手軽で面倒な処理の必要はありません。今日はおすすめのゆずの入浴剤を厳選して紹介します。

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ゆずの効能

ゆずは中国が原産の果物で、のちに日本に渡来しました。ゆずをそのまま食べることはほとんどありませんが、現在はポン酢しょうゆやゆず茶の原料、薬用などにゆずが用いられています。ゆずには様々な効能があります。

ビタミンC

ゆずに含まれている栄養素で代表的なのが「ビタミンC」で、ゆずに含まれているビタミンCの含有量は果汁で40mg、果皮は150mg含まれています(ゆず100gにつき)。ビタミンCは肌の保水性を高め、抗酸化作用があるため、美肌作りを助け、老化予防が期待できます。

香り

ゆずの香りはリラックス効果があり、食事では汁物や煮物の香りづけにゆずの皮を少しあしらったりします。アロマテラピーで使用されている精油(エッセンシャルオイル、アロマオイル)にもゆずが使われており、アロマテラピーによるリラックス効果から、近年は医療や福祉の分野でアロマテラピーが導入されています。

冬至のゆず湯

冬至とは

太陽が地球から見て最も南に傾いた位置にある日のことを指します。暦上では、12月21日か22日に当たります。冬至は、古代中国や日本などの東アジア地域で重要な節目とされてきました。太陽の位置が最も南に傾くこの日は、陰暦において「一年のうち最も長い夜」とされ、日照時間が最も短い日となります。そのため、冬至を「冬の節句」と呼ぶこともあります。冬至には、家族や友人と一緒に鍋を食べたり、かぼちゃや栗などの煮物を食べる習慣があります。また、冬至には、餅や柚子湯などを食べる習慣もあります。餅は、縁起物とされ、柚子湯は、
冷えを防ぎ体を温めるために飲まれます。冬至は、陰暦の節目としてだけでなく、農耕や天文観測など、さまざまな分野での意義があります。現代では、太陽が最も南に傾いた日として意識されることが多く、さまざまなイベントや行事が開催されることもあります。毎年12月にある冬至には「ゆず湯」を入る習慣があります。なぜ冬至にゆず湯なのかを解説します。

なぜ冬至にゆず湯なのか

冬至の日にゆず湯に入ると1年中風邪をひかないという言い伝えがあり、日本では古くからの習慣となっています。ゆず湯の歴史は江戸時代で、その当時は銭湯が誕生した時代でもありました。冬至を温泉滞在して特定の疾患の温泉療養を行う「湯治(とうじ)」と、ゆずを「融通が利く」という語呂合わせから、冬至の日にゆず湯に入ると言われています。また、ゆずは実となるまでには長い年月がかかることから、「長年の苦労が実りますように」との願いが込められています。

ゆずを浮かべて入るメリット・デメリット

生のゆずの実を使ったゆず湯のやり方は沸いたお風呂のお湯にゆずをそのまま浮かべるだけ。排水口のつまりが気になるようでしたら、ふきんやネットなどでゆずを包むと掃除の手間が省けます。

ゆずを浮かべて入るメリット

ゆずの香り成分の「リモネン」「シトラール」の作用で交感神経が刺激され、血流がよくなり、体の芯から温まります。ゆずの香りで心も癒されます。

ゆずを浮かべて入るデメリット

人によってはかゆみやヒリヒリする人もいるので、かゆみがある方は避けましょう。またゆず湯のゆずを浮かべたままそのまま放置すると、ゆずの皮が黒くなり、中まで腐敗してしまいますので、できれば冬至が終わった2~3日までにはゆずを湯船から取り出し、油汚れの掃除に活用しましょう。

ゆずの入浴剤はこんなに便利!

生のゆずのお風呂は季節によってはゆずが手に入りにくいため、1年中楽しめる入浴剤を活用しましう。ゆずの入浴剤は固形タイプと粉末タイプがあり、一般的な効能は各社によって異なりますが、入浴剤を使うと生のゆずを使う時と比べて、肌への刺激が少なく、肌に敏感な方や小さい子どもも安心して入ることができます。また、入浴剤は面倒な片付けの必要がなく掃除も普段通りにするだけでOK。生のゆずが排水口に入って詰まるトラブルや、ゆずをお風呂に浮かべたまま放置され、ゆずが腐った…という悲しい出来事を回避することができます。

おすすめのゆずの香りの入浴剤10選

さて、ここからはおすすめのゆずの香りの入浴剤を紹介します。スーパーでもおなじみの入浴剤からギフトに最適な入浴剤まで、たくさんの種類があります。その中でロングセラー商品や香りに定評のある商品など、厳選した10商品を紹介します。

バブ ゆずの香り

1980年代から発売している花王の入浴剤のロングセラー商品。炭酸ガスの泡で血行を良くし、温浴効果を高めます。アミノ酸配合でさら湯(水道水のみの風呂水)のピリピリ感も和らげます。定番のゆずの香りは疲れた体を癒される、誰でも親しみやすい香りです。

メーカー名:花王
価格:758円(楽天の場合)
容量:20錠

バスクリン ゆずの香り

おなじみのバスクリンは旧津村順天堂時代から発売しているロングセラー商品。天然アロマ成分を閉じ込めた大きなアロマの粒で香りが長続きし、アミノ酸成分配合で水道中の塩素を除去し、肌にも優しいです。普通の浴槽はもちろん、「エコキュート」のお風呂の使用も可能で、設備や環境にも優しいす。定番のゆずの香りは気分も和ませます。

メーカー名:バスクリン
価格:558円(楽天の場合)
容量:600g

バスロマン ほっこりゆずの香り

バスロマンはアース製薬が発売している入浴剤で、温泉成分(硫酸ナトリウム)を配合し、温浴効果を高め、血行を促進。ショウキョウエキスと天然カミツレエキス配合で保湿効果がアップします。塩素除去成分配合でさら湯のピリピリ感をやわらげ、家族も安心して入浴ができます。ゆずの香りが気分をほぐしてくれます。

メーカー名:アース製薬
価格:438円(楽天の場合)
容量:600g

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温泡 炭酸湯 こだわりゆず

バスロマンと同じアース製薬が発売している入浴剤で、こちらは花王のバブと同じ固形タイプ。ゆずの香りが4種類詰まった豪華版。もぎたて・完熟・ほっこり・ほろ苦のそれぞれ違った香りで、気分に合わせて香りを選ぶことができます。香料中に徳島県の「木頭ゆず」の新芽などを抽出したオイルを配合。香りだけでなく、温泉成分と炭酸ガスで温浴効果を高め、湯上り後も体がポカポカが続きます。

メーカー名:アース製薬
価格:544円(楽天の場合)
容量:20錠

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温素 柚子の香り

こちらもアース製薬が発売している入浴剤ですが、こちらはアルカリ温泉成分を配合したとろっとろの湯ざわり。この成分が温浴効果を高めて、血行を促進し、体のぽかぽか感が持続。高級旅館の温泉のような入浴が体験できます。ゆずの香りでホッと癒されます。着色料を使用していませんので、安心して入浴することができます。

メーカー名:アース製薬
価格:720円(楽天の場合)
容量:15包

ゆずぽっか 巾着包み ゆずの香り

「ゆずぽっか」はバスエッセンスやバスソルトなどを販売しているG.P.クリエイツの商品。商品はバスパウダー、バスタブレット、バスソルト、バスエッセンスの4種類が入ったアソートセットで、かわいい巾着に入っています。温浴効果については明らかにされておらず、それぞれ違う形態の入浴剤ですが、それぞれの種類のゆずの香りがお楽しみいただけます。商品はゆずの香りとゆず抹茶の香りの2種類があります。

メーカー名:G.P.クリエイツ
価格:770円(公式サイト)
容量:1セット(4個)

ゆずバスソルト

「ゆずバスソルト」は高知県にある松田医薬品が発売している入浴剤。材料は天然の海塩とゆずの果実などを使用しているため、体にも優しく、ゆずの香りが楽しめます。ホホバオイル配合で肌に潤いを与えます。ちょっと特別な日の入浴タイムにぜひお使いください。

メーカー名:松田医薬品
価格:660円(公式サイト)
容量:5包

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JUSO BATH POWDER 徳島の柚子風呂

鼻パック商品を販売しているNAKUNARE(ナクナーレ)という会社が発売している入浴剤で、重曹とエプソムソルト、各地の国産素材を使用した「ご当地入浴パウダー」です。この商品は3つの香りがありますが、その中のゆずは徳島県産のゆずを使用。お湯の色が乳黄色で、ゆずの香りで癒されます。肌もすべすべに、体もポカポカします。

メーカー名:NAKUNARE
価格:198円(公式サイト)
容量:1回分(30g)

HERSバスラボ ゆずの香り

「HERSバスラボ」は白元アースが発売している入浴剤で、温泉成分配合で温浴効果を高め、湯上り後もポカポカ。ヒアルロン酸配合でしっとりとした肌に導いてくれます。ゆずの香りで癒されますが、さらにアロマビーズに含まれるセドロールは天然精油などに含まれている成分で、リラックス効果がアップします。

メーカー名:白元アース
価格:345円(楽天の場合)
容量:680g

パパヤ桃源S ユズの香り(缶)

「パパヤ桃源」は富山県にある五洲薬品が発売している入浴剤で、1955年に発売されたロングセラー商品です。温泉成分とパパイヤ酵素配合で温浴効果を高め、保湿効果を高めます。ゆずの香りがさわやかです。缶に入った商品はノスタルジック感を演出してくれます。商品は70gの缶のほか、15gの個包装の商品があります。

メーカー名:五洲薬品
価格:407円(公式サイト)
容量:70g

まとめ

ゆずに含まれているビタミンCで美肌効果や老化予防に効果があり、香りはリラックス効果があります。ゆず湯はそれらの効果を活かして、昔からゆずをお湯に浮かべて入るゆず湯が、冬至の日の習慣となっています。

しかし、人によってはかゆみを起こすことがあったり、掃除の手間が増えてしまったりというデメリットがあります。その点ゆずの入浴剤は肌への刺激が少なく、面倒な掃除の手間が省けます。しかも、ゆずの入浴剤は生のゆずを使うゆず湯の効果と同じなので、手軽に使えるゆずの入浴剤を毎日活用しましょう。

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