おすすめのミルクの入浴剤10選|ミルク風呂の作り方も紹介

入浴剤

ミルク(牛乳)は日本の食生活には欠かせない飲み物で、お料理にも使われますが、お風呂にも使われています。ミルクの効能を活かして、さまざまなミルクの入浴剤が市販されています。今日はおすすめのミルクの入浴剤を紹介します。

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ミルクについて

ミルクの入浴剤を紹介する前に、ミルクについて紹介したいと思います。

ミルクはおなじみの飲み物で、カルシウム、タンパク質などが豊富に含まれた「準完全栄養食品」です。手早くカルシウムをとる目的として、学校給食では牛乳が必須となっています。牛乳はチーズやバターなど、さまざまな乳製品に加工されます。

しかし、子どもを中心に乳製品の食物アレルギーが増えており、大人を中心にミルクを飲むことで乳糖を消化できない「乳糖不耐症」など、さまざまなリスクが起こっています。また、欧米を中心にヴィーガン、ベジタリアンの方も増加し、牛乳を含む動物性食品を口にしない方が増えており、食用としてのミルクの有無については賛否両論があります。

お風呂としてのミルクの効能

ミルクの主要成分は先ほど紹介したタンパク質、カルシウムのほかに、乳脂肪、乳糖、ビタミンがあり、特にタンパク質に含まれるカゼインは肌を柔らかくして、古い角質を除去する効果があります。

ミルクを使ったお風呂に入ることで、美肌効果や保湿効果、リラックス効果など、さまざまな効能があります。ミルクのお風呂の作り方はこのあと紹介したいと思います。

ミルクのお風呂

ミルクのお風呂の作り方ですが、実に簡単です。

バスタブに入ったお湯に牛乳500~1000mlを入れてかき混ぜるだけ。お湯は普段より少なめにしてもOK。牛乳は「牛乳(成分無調整牛乳)」「成分調整牛乳(加工乳など)」「低脂肪牛乳」の表示がありますが、どの牛乳を使ってもOKです。牛乳を飲むのにはちょっと古い、賞味期限(消費期限)が近いもの、少し過ぎてしまったものを使っても大丈夫です。ただ、あまりにも賞味期限が過ぎたものは問題ありますが。

ミルク風呂に入ることで、美肌効果などが期待できますが、デメリットもあります。手作りのミルク風呂のデメリットは以下の通りです。

①牛乳のにおいが臭い:牛乳の種類にもよりますが、牛乳のにおいが苦手な方はおすすめできません。

②追い炊きができない:追い炊き機能のあるお風呂でミルク風呂をした場合、風呂釜や浴槽を傷める恐れがあります。

③掃除の手間がある:牛乳は生ものですので、お風呂に入った後のミルク風呂を放置すると腐る可能性があります。悪臭はないとしても、目に見えない雑菌が繁殖している恐れがありますので、使用後はお湯を抜き、十分に換気をした上で早めに掃除をしてください

④食物アレルギー:乳製品のアレルギーのある方は肌から牛乳の成分が浸透し、アレルギー反応を起こす恐れがあるため、使用は控えてください。

ミルク風呂はさまざまな効能がありますが、逆にデメリットもありますので、よく考えてからはじめましょう。

ミルクの入浴剤はこんなに便利!

牛乳そのものをお風呂に入れるのはメリットもあれば、デメリットもあります。しかし、入浴剤だと簡単にミルク風呂が作れます。

ミルクの入浴剤はミルク成分が配合されているので、手作りのミルク風呂と同じような効能があり、しかも浴槽を傷めず、掃除の手間も省けます。商品によってはオーガニック素材を使用しているものや植物由来のオイルを使用しているものなど、さまざまなラインナップがありますので、自分にあった商品を選びましょう。

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おすすめのミルクの入浴剤10選

最後はおすすめのミルクの入浴剤を紹介します。保湿効果の高い皮膚トラブル向けの入浴剤でもミルク成分の入浴剤がありますが、皮膚トラブル向けの入浴剤については別の記事にてお送りしたいと思います。今回はミルクの香りがするものや気軽にミルク風呂が楽しめる商品を集めました。

ミルキー入浴剤 ペコちゃん バニラミルクの香り

紀陽除虫菊が発売している今回の入浴剤は、なんと!「ペコちゃん」でおなじみの「ミルキー」です!!ミルキーとは言っても、本物のミルキーみたいに食べられませんのでご注意を。この商品はミルキーの香りがする入浴剤で、ペコちゃんのパッケージはバニラミルクの香りです。ミルク由来の保湿成分でお肌もしっとりします。商品は袋入りの25gのほか、700gのボトルがありますが、ボトルの商品は公式サイトのオンラインショップではご購入できません。

メーカー名:紀陽除虫菊
価格:220円(公式サイト)
容量:50g
香り:バニラミルクの香り
湯色:乳白色

バスロマン スキンケア Wミルクプロテイン

おなじみの「バスロマン」ですが、保湿に特化した「スキンケアタイプ」です。今回紹介するのはミルク成分の入浴剤です。保湿成分のWミルクプロテインを配合し、角質層へ浸透し、すみずみまでうるおいで満たし、さらにお肌を優しく包み込みます。他の保湿成分では美容液成分のスクワランオイルと、他のバスロマン商品にもある天然カミツレエキスを配合。お湯の色はミルキーホワイト。ミルクの香りでまるでミルク風呂に入った気分です。

メーカー名:アース製薬
価格:630円(公式サイト)
容量:600g
香り:やさしいミルクの香り
湯色:ミルキーホワイト

クナイプ バスミルク アプリコットミルクの香り

おなじみの「クナイプ」です。クナイプはバスソルトのイメージが強いですが、バスミルクも発売しています。バスミルクは4種類ありますが、今回紹介するのはアプリコットミルクの香りです。使い方はバスタブのお湯にバスミルク40mlを入れてかき混ぜるだけ。気軽にミルク風呂気分が楽しめます。また、勢いよくシャワーなどであてると泡風呂としてもお楽しみいただけます。マルーラオイルはオレイン酸を多く含み、保湿効果があります。保湿ケアをしながらも香りを楽しみたい人にはおすすめです。商品は40ml(165円)もあります。

メーカー名:クナイプ
価格:1,320円
容量:480ml
香り:アプリコットミルクの香り
湯色:

レイヴィー クリームバス ゴートミルク

「アクシス」は東南アジアを中心に、海外商品を取り扱っている貿易会社で、スキンケア用品から食品までさまざまな海外ブランドの商品を販売しています。「レイヴィー」はそのブランドの一つで、さまざまなスキンケア商品を販売していますが、今回紹介する入浴剤はバスミルクですが、使用しているミルク成分は「ヤギのミルク」です。ヤギのミルクにはプロテインが含まれており、保湿効果が世界レベルで科学的にも証明されているほどです。保湿成分として、ヤギのミルクのほかに、ホホバオイルとシアバターも配合。お湯の色は乳白色です。

メーカー名:アクシス

価格:2,035円(公式サイト)

容量:1000ml

バスクリン ピュアスキン しっとり肌

おなじみのバスクリンですが、スキンケアタイプの入浴剤の「ピュアスキン」シリーズです。今回紹介する商品はしっとり肌タイプのもの。ミルクプロテインと豆乳エキス配合で、肌がしっとりし、うるおい成分の真珠エキスも配合しています。アレルギーテスト済みなので、安心して入ることができます(すべての方にアレルギーが起きないとは限りません)。お湯の色はクリームホワイト。香りはフローラルブーケの香りです。この商品は「浴用化粧料」です。(※Amazonと楽天では商品パッケージが異なります)

メーカー名:バスクリン

容量:600g

ハニーパウダー ミルクの香り

「ガーデン」は女性の肌着や雑貨等を扱う会社です。今回紹介する商品はパウダータイプの入浴剤で、さまざまな種類がありますが、その中のミルクの香りは、商品自体は粉末ですが、お風呂のお湯に商品を入れてかき混ぜるだけで、とろっとろのローションのような感触です。コラーゲン・ヒアルロン酸配合。とろっとしたお湯にミルクの香りが合いますね。

メーカー名:ガーデン

価格:842円(公式サイト)

容量:30g

ふく湯屋 湯上り牛乳 ミルク

「中央物産」は1920年に創業した歴史ある化粧品・日用品の専門商社で、P&Gなど、多くのメーカーの商品を取り扱っています。今回紹介する商品は日用品ブランドの「おくりもの商店街」の中の「ふく湯屋」の商品で、見た目が牛乳びんのような形です。中身はミルクの入浴剤で、牛乳由来のうるおい成分を配合しています。お湯の色は乳白色。ミルクの香りは銭湯のミルクのような懐かしさです。尚、この商品は飲めませんのでご注意ください。

メーカー名:中央物産

価格:600円(税抜き。公式サイト)

容量:180g

JUSO BATH POWDER 北海道ミルク風呂

「NAKUNA-RE(ナクナーレ)」は毛穴の汚れを落とす化粧品などを販売している会社です。今回紹介する商品は各地のご当地素材を使ったご当地入浴パウダーで、今回は「北海道ミルク風呂」です。重曹とエプソムソルト配合で肌もつるつるに。北海道ミルクは保湿成分の乳タンパクエキス配合。ミルクの香りで癒されます。

メーカー名:NAKUNA-RE

価格:198円(公式サイト)

容量:1回分(30g)

アマイワナ スイーツパーティー ミルクバブルバス 大人の甘美デザート

「アマイワナ」はグローバルプロダクトプランニングが発売しているフレグランスブランドで、見た目がお菓子のような形の商品です。今回紹介する商品も見た目が牛乳びんのような形です。少なめのお風呂のお湯の中に商品を大さじ4~5杯を入れて、その上からお湯を勢いよく注げば、泡風呂が楽しめる入浴剤です。香りはフローラル&果実の香りです。尚、デザートと書いてありますが、食べれませんのでご注意を。

メーカー名:グローバルプロダクトプランニング

価格:693円(公式サイト)

容量:300ml

お湯物語 贅沢泡とろ アンバーミルクの香り

「お湯物語・贅沢泡とろ」は牛乳石鹸が発売している入浴剤で、今回はアンバーミルクの香りです。なめらか保湿成分のバニラ果実エキスとシアバター配合。さらに美肌うるおい成分のヒアルロン酸とコラーゲンも配合。お湯の色はミルキーホワイト。香りはアンバームスクを基調にバニラやキャラメルの甘い香りに癒されます。

メーカー名:牛乳石鹼

価格:187円(Amazonの場合)

容量:30g

まとめ

ミルクはカルシウムやたんぱく質が豊富な飲み物ですが、ミルクの成分を活かして、お風呂に利用することができます。作り方はバスタブのお湯に牛乳を入れるだけで作れます。ミルクのお風呂の効能は美肌効果や保湿効果など、女性にはうれしい効果が期待できますが、牛乳の臭いにおいや掃除の手間など、さまざまなデメリットがあります。

ミルクの入浴剤だと、ミルクの甘い香りを楽しむことができ、ミルク風呂と同じような効能が含まれています。ややこしい掃除の手間も省けるので、ミルクが好きな方はミルクの入浴剤で手軽なバスタイムをお楽しみください。

尚、ミルクの入浴剤は食べることも飲むこともできませんのでご注意を。

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