バスマットは入浴後に濡れた足を拭くためのマットのこと。
バスマットはコットンや化学繊維、珪藻土などの素材やサイズ、デザインなどが豊富にそろっており、どれもお手入れがしやすいのが魅力です。しかし、何を選んだらいいかわからない方もいます。
今回はおすすめのバスマット10選を紹介します。
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バスマットとは
バスマットとは、入浴後に濡れた足を拭くために浴室の出入り口の床に置く厚手の敷物のこと。入浴後の足の水分を吸い、床が濡れるのを防ぎます。
バスマットの選び方
何気なく使っているバスマット。ただ安さだけで選んでいませんか?バスマットは素材や手入れの良さ、安全性などで選びましょう。
ここで、バスマットの選び方について解説します。
素材で選ぶ
バスマットの素材は「コットン(綿)」「麻」「化学繊維」「珪藻土」の4種類あります。それぞれの特徴を解説します。
コットン
コットンは綿で作られた繊維で、吸水性が高く、水分を素早く吸い込みます。さらりとした使い心地で夏はさっぱり、冬はふんわりとお使いいただけます。耐久性に優れ、お手入れが簡単にできるのも魅力です。色・デザインも豊富なため、お部屋に合わせて選ぶことができます。肌あたりもよいので小さい子どもにもお使いいただけますよ。
しかし、一度濡れると乾かすまで時間がかかるため、最後にお風呂に入る人は踏んだ時に冷たく感じます。しわや黄ばみやすいのも大きな問題です。
麻(リネン)
麻は吸水性・速乾性・通気性が高いため、水分をさっと吸ってくれます。耐久性に強く、雑菌が繁殖しにくいため、いつでも清潔にお使いいただけます。ナチュラルなインテリアになじみやすいのも大きなメリットでしょう。
しかし、洗濯すると縮みやすく、しわがつきやすいデメリットがあります。
化学繊維
バスマットで使われている化学繊維はポリエステル、マイクロファイバー、アクリルなどがあります。化学繊維の共通するメリットは吸水性が高く、乾きやすいため、こまめに洗いたい方に適しています。価格も比較的安く、デザインやカラーも豊富にそろっています。デメリットはお手入れの際は手洗いか洗濯ネットを使って洗濯機で洗わなければなりません。
アクリルでは薬品や虫に強いメリットがありますが、コットンや麻に比べて吸水性は劣ります。マイクロファイバーは速乾性に優れていますが、耐久性が悪く、雑菌が繁殖しやすくなります。ポリエステルはしわになりにくいなど多機能性がありますが、水を吸いにくく、静電気が起きやすいデメリットがあります。
珪藻土
珪藻土とは、珪藻という植物性プランクトン類の殻の化石が堆積してできた岩石のことです。速乾性に優れており、濡れてもさらりとしています。やすりで手入れするだけですので、洗濯の必要もありません。吸水性に優れているうえにカビやダニが繁殖しにくいメリットがあります。デザインもシンプルでおしゃれなものがたくさんあります。
デメリットは布繊維のように洗うことができません。何度も使っているうちに湿気がたまると吸水性が落ちる恐れがあります。製品によっては割れてしまう可能性があるため、使用者の体重制限を設けているところもあります。
サイズで選ぶ
バスマットのサイズはS(幅50cm以下)、M(幅50~65cm)、L(幅66~90cm)、LL(幅90cm以上)の4種類あります。
一人暮らしの方や2~3人の少人数の家庭の場合はSサイズが適しています。4~5人の家族の場合はMまたはLだと、子どもと一緒に使うことができます。6人以上の大家族の場合はLLがおすすめです。
手入れの良さで選ぶ
バスマットを選ぶ際は手入れの良さで選びましょう。毎日洗いたい方はコットンや化学繊維のものがおすすめです。洗濯やメンテナンスが面倒な方は珪藻土のものが適しています。
安全性の高さで選ぶ
バスマットは製品によっては滑りやすくなっているものがあります。バスマットを選ぶ際は滑り止めつきを選ぶと、使用の際に滑って転倒するのを防ぎます。滑り止めは後から付けることも可能です。
おすすめのバスマット10選
次はおすすめのバスマット10選を紹介します。布製や珪藻土を中心に、色やデザインが豊富で、安全性が高いものをセレクトしました。
IbayNawi バスマット
この商品は珪藻土のバスマットです。素材はソフトタイプの珪藻土を使用。裏面は天然ゴム製の滑り止めがついており、濡れた床でも滑りにくく、思わぬ転倒を防ぎます。アスベストなどの有害物質を含まず、細菌やカビなどの繁殖を抑制することができます。デザインはモノトーンのバスルームに置いてもシックな色合いです。カラーはグレー、シルバー、ブラウンなど5種類あります。
メーカー: | IbayNawi |
価格: | 1,799円(Amazon) |
サイズ: | 60×40cm |
Rikopin 珪藻土バスマット
次も珪藻土のバスマットです。素材は珪藻土が60%、植物繊維が20%、石英砂20%を使用。足を踏み入れると足跡の水分がみるみる吸収されて、10秒ほどで乾いていきます。速乾性に優れていて、いつでもサラサラにお使いいただけます。お手入れは紙やすりでかけるだけなので、余分なメンテナンスの必要がありません。日本国内でアスベスト検査を実施し、基準値を超えるアスベストが検出されていないため、安心してお使いいただけます。デザインも豊富で、大理石風やグリーンリーフなど27種類からお選びいただけますよ。
メーカー: | Rikopin |
価格: | 1,780円(Amazon) |
サイズ: | 60×39cm |
SDS 実はすごいバスマット
「センコー」は兵庫県の会社で、インテリア用品などを販売しています。今回紹介する商品は、布製のバスマットです。素材は吸水速乾のポリエステル糸と抗菌防臭のアクリル糸の2本の糸をツイストして作られた繊維です。ツイストして1本に組み合わせることで、弾力性とさらっとした足ざわりを実現。さらに防カビ加工を施しており、カビの発生を抑制します。裏面には滑り止め加工が施されています。カラーはブルー、ベージュ、グリーンなど5種類あります。サイズは50×70cmのほかに、35×50cmと45×60cmもあります。
メーカー: | センコー |
価格: | 5,060円(公式サイト) |
サイズ: | 50×70cm |
SUSU ストロングWバスマット
山崎産業が発売している商品で、特許取得のマイクロファイバーモールを使ったバスマットです。素材はポリエステル100%を使用。太いモールが広い面積を吸水し、細いモールが指の間を入り込んで水分をしっかり吸水します。吸水と同時に蒸発をするのでさらさらと快適です。抗菌加工を施しているので、いつでも清潔にお使いいただけます。カラーはインディゴブルー、オイスターグレーなど12種類。サイズはSサイズのほかに、M、L、XLがあります。
メーカー: | 山崎産業 |
価格: | 1,740円(楽天の場合) |
サイズ: | S(36×50cm) |
バスマット ソフワ
次も山崎産業の商品で、今度はバスマット「ソフワ」を紹介します。素材は先ほど紹介したバスマットと同じマイクロファイバー素材を使用。モコモコで毛足の長い素材が足の裏の水分をしっかりと吸水し、2人目以降が使っても足元がサラサラです。吸水した後はどんどん水分を拡散していきます。ノンスリップ加工でズレにくく、思わぬ転倒を防ぎます。カラーはベージュ、ピンク、ブルーの3種類です。
メーカー: | 山崎産業 |
価格: | 717円(楽天の場合) |
サイズ: | 45×60cm |
乾度良好 Dナチュレ バスマット
「OKA(オカ)」は和歌山県の会社で、バスやトイレタリーなどのインテリア関連グッズを販売しています。今回紹介する商品は、旅館やフィットネスジムでも採用されているバスマットです。素材はアクリル100%を使用。吸水性・速乾性に優れており、2人目以降もサラサラにお使いいただけます。抗菌防臭加工が施されており、丸洗いも可能です。カラーはローズピンク、ベージュ、グリーンなど8種類。サイズも小さいサイズから大きいサイズまで展開されています。
メーカー: | OKA |
価格: | 3,300円(公式サイト) |
サイズ: | 45×65cm |
乾度良好ピュール バスマット
次もOKAの商品で、シックなデザインのバスマットです。素材は先ほど紹介したバスマットと同様、アクリル100%を使用し、吸水速乾性に優れており、抗菌防臭加工が施されています。カラーはアイボリー、ブラック、グレー、グレーベージュの4種類。サイズは45×60cmのほかに、36×55cm、60×90cmもあります。
メーカー: | OKA |
価格: | 2,530円(公式サイト) |
サイズ: | 45×60cm |
Lohom 珪藻土シャワーマット
次は大理石のようなデザインのバスマットです。素材は珪藻土と再生紙、シリコーンを使用。速乾性に優れており、連続使用もOK。他の珪藻土のバスマットに比べて破損や変形の危険性が少ないタイプです。折りたたみ式のため、外出先でも使うことができます。カラーは白い大理石、灰色のアーチ、灰色波の3種類です。
メーカー: | Lohom |
価格: | 3,780円(Amazon) |
サイズ: | 39×61cm |
YTXGGFZY バスマット
次はマイクロファイバー素材のバスマットを紹介します。素材は高密度で長毛のマイクロファイバーを使用し、ふわふわで肌ざわりがよく、通気性に優れています。吸水力に優れており、たくさんの水分を吸収。表面の水分を蒸発し、次に使う人にも不快感を残しません。裏面にはTPR材質の滑り止め加工をしており、万が一の転倒を防ぎます。カラーはグレー、ダークグレー、ブルーなど5種類あります。
メーカー: | YTXGGFZY |
価格: | 1,580円 |
サイズ: | 40×60cm |
制菌ホテルスタイル バスマット
「丸中」は大阪府の会社でタオルなどを販売しています。「ヒオリエ」はタオル・バスグッズのブランドです。今回紹介する商品は、今治式のバスマットです。素材はコットン100%を使用。ふかふかでしっかりとしたボリュームです。吸水性・速乾性に優れており、家族が使っても不快感はありません。制菌・防臭加工を施しており、ニオイは少なく清潔にお使いいただけます。洗濯機で丸洗いができます。カラーはオフホワイト、ベージュ、モカなど8種類あります。
メーカー: | ヒオリエ |
価格: | 1,980円(公式サイト) |
サイズ: | 40×62cm |
バスマットのお手入れ方法
バスマットのお手入れ方法は珪藻土と布製によって異なります。
珪藻土のバスマットの場合は紙やすりでかけるだけ。やすりをかける際は粉が出ることがありますので、必ず外で行いましょう。汚れがひどい場合は泡タイプの漂白剤で落とします。手入れ後は陰干しをしましょう。
布製の場合は手洗いまたは洗濯ネットに入れて洗います。なるべくは他の洗濯物とは別に洗いましょう。洗った後はしっかりとすすぎ、陰干しをします。柔軟剤は使わないようにしましょう。布製のバスマットを洗う際は必ず洗濯の表示を確かめてから洗いましょう。
まとめ
バスマットは濡れた足を拭くためのマットで、入浴後に使います。
バスマットの選び方は「コットン」「麻」「化学繊維」「珪藻土」の4種類があり、吸水性の高さやお手入れのしやすさなどのメリットがあります。サイズはS~LLまであり、家族構成に合わせて選びましょう。また、手入れの良さや安全性もバスマットを選ぶ重要な要素の一つです。
バスマットで快適なお風呂ライフをお過ごしください。
【参考サイト】
【家事えもんこと松橋周太呂 監修 第三弾】バスマットの違いでカビにくさが変わる?気になる使い勝手と衛生面(オカ)
おすすめのバスマットを紹介|珪藻土や速乾など実用性が高くおしゃれなバスマットの選び方とは(VENUSBED LIBRARY)
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