花のお風呂はバラのイメージが強いですが、それ以外の花のお風呂もあります。花の入浴剤もさまざまな種類があり、それぞれの香りや効能もあります。
今日はおすすめの花の入浴剤を紹介します。
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花の効能
花はさまざまな種類があり、それぞれ香りや花言葉も異なります。それぞれの花にどんな効能があるのでしょうか？
ジャスミン
ジャスミンはモクセイ科の花で、食用としてはジャスミン茶が有名です。食用以外ではトイレの芳香剤などに使われます。主要成分はベンジル、ファルネソール、ジャスモンなど。
お風呂の効能としては乾燥肌の予防、リフレッシュ効果、生理痛の緩和・軽減などがあります。しかし、妊娠中の女性の方はジャスミンのお風呂は控えたほうがいいですが、出産に際しては分娩促進作用があるため、妊娠中でもジャスミンのお風呂に入りたい方は、かかりつけの産婦人科の医師にご相談ください。
ラベンダー
ラベンダーはおなじみの花・ハーブで、食用にすることはありませんが、アロマオイル（エッセンシャルオイル・精油）やポプリなど、幅広い商品が作られています。主要成分はゲラニオール、リナロール、シネオールなど。
ラベンダーのお風呂の効能は安眠・快眠効果、リラックス効果があり、ラベンダーは心を落ち着かせて精神のバランスを取り、副交感神経を優位にする働きがあり、不眠に効果があります。これ以外に神経痛やリウマチの緩和、美肌効果、虫除けなどの効能があります。
しかし、ラベンダーには通経作用があるため、妊娠中の女性の方の入浴は控えてください。また、低血圧の方は入浴中に眠くなってしまうことがあるので、注意が必要です。
しょうぶ（菖蒲）
しょうぶはサトイモ科の植物で、日本では毎年5月5日の端午の節句に菖蒲風呂に入る風習があります。しょうぶは花が咲きますが、お風呂に入れるのは花ではなく、葉や根茎を使用します。主要成分はメチルオイゲノールなど。
しょうぶのお風呂は血行促進と冷え性の予防・改善、リラックス効果などがあります。
同じような花であやめと花しょうぶがありますが、これらはお風呂に入れることができませんのでご注意ください。
その他
ジャスミン、ラベンダー、しょうぶ以外では桜、椿、ハス、ハマナス、菊などがありますが、全ての花でお風呂に使えるものは限られます。これらの花もそれぞれの効能があります。花のお風呂の作り方についてはこのあと紹介したいと思います。
尚、バラについてはすでに更新しましたので、こちらもご覧ください。
バラ以外のお風呂ってあるの？
花のお風呂はさまざまな種類がありますが、バラのように花びらを使用したお風呂はあるのでしょうか？
バラ以外のお風呂の作り方
バラ以外の花でもお風呂を作ることができます。しかし、花によって作り方は異なりますので、代表例を挙げました。
ジャスミンのお風呂
ジャスミンの花は花屋や通販でも売っていますし、苗を買って育てることもできます。しかし、ジャスミンの花自体がなかなか手に入りにくいので、ジャスミン茶の茶葉を使ったお風呂だと簡単に作れます。
作り方はジャスミン茶のティーバックをお風呂に浮かべるだけ。ただし、バスタオルがジャスミン茶色のしみになる恐れがあるため、体をしっかりシャワーで流してから体をふいてください。
ラベンダーのお風呂
ラベンダーは通販などで購入する方法もありますが、自宅の庭でラベンダーを栽培することもできます。生の状態ではお風呂には使えないので、購入または育てたラベンダーを乾燥させて、袋に入れて浴槽に入れます。市販のラベンダーのポプリを使ってもOK。
椿のお風呂
家で椿を育てているのであれば、椿の花をお風呂に利用しましょう。作り方は椿の花を採取して、お風呂に浮かべるだけです。花屋で椿が売っていれば、購入することも可能です。
町で咲いている椿の花（自治体や地元ボランティアが育てているもの）を見かけますが、ここで咲いている椿の花は公共の場所なので、無断で採取するのは絶対にやめましょう。
桜の花のお風呂
桜は春だけの期間限定ですが、家の庭に桜の木があれば、桜の花でお風呂を楽しみましょう。作り方は桜の花を採取してお風呂に浮かべるだけ。葉や樹皮も使用することができ、洗って細かく刻んで袋に入れてお風呂に浮かべるだけで作れます。桜の木がない場合は市販の桜の花の塩漬けをお風呂に浮かべるのもおすすめです。ただし、桜の主要成分のクマリンは抑うつ作用や抗菌作用などがありますが、逆に肝毒性があるため、毎日の使用は控えてください。
また、公園など、公共の場所で咲いている桜の花を無断で採取するのは絶対にやめましょう。
他にも花のお風呂の作り方はありますが、全てを紹介することはできませんので、ここでは代表的なものをあげました。
花のお風呂はアロマオイルを使用することはできますが、アロマオイルをそのままお風呂に入れると肌荒れなどを起こす恐れがありますので、お風呂でのアロマオイルの使用は控えてください。
花の入浴剤はこんなに便利！
花のお風呂に入りたいけど、家に花がない方は入浴剤を利用しましょう。ジャスミンなどの花は簡単に入手することはできず、作る素材の量も限られます。また、掃除の手間の問題もあります。入浴剤だと、花や葉などを使うことはありませんので、誰でも手軽に入ることができ、それぞれの花の香りを楽しむことができます。
また、花の入浴剤は花単体のものからさまざまな種類の花のブレンドまであるので、好みの香りを楽しむことができます。
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おすすめのジャスミンの入浴剤3選
最後はおすすめの花の入浴剤を紹介します。まずはおすすめのジャスミンの入浴剤3選です。ジャスミンはなかなか手に入りにくい花ですが、入浴剤だとジャスミンの香りを楽しむことができ、ジャスミン茶のお風呂のようにバスタオルが汚れることはありません。
バスクリン ジャスミンの香り
おなじみのバスクリンです。ジャスミンの香りは津村順天堂時代から発売している歴史的にも長いロングセラー商品で、1980年代までは看板商品でもありました。現在は従来品よりも改良されて、香りも天然アロマ成分を閉じ込めたアロマの粒で香りも長続き。温泉ミネラル成分配合で温浴効果を高めて血行を促進。オーガニック認証のホホバ油を配合し、肌あたりもまろやかです。
メーカー名：バスクリン
価格：451円（Amazonの場合）
容量：600g
エステ気分 プーケット
「ヘルス」は石川県の会社で、入浴剤やボディスクラブなどのお風呂関連商品やアルコール除菌アイテムなどを販売しています。今回紹介する商品は海外旅行でエステ気分を楽しむ商品で、さまざまな種類のラインナップがあります。その中の「プーケット」はタイのプーケットの情景をにおわすエキゾチックなパッケージ。保湿成分にマンゴーエキスなどを配合。お湯の色はトロピカルピンクで、ジャスミンの香りで癒され、おうちで旅行エステ気分が楽しめます。
メーカー名：ヘルス
価格：110円（公式サイト）
容量：40g
バスロマン 華やかジャスミンの香り
おなじみのバスロマンです。定番の温浴タイプで、今回はジャスミンの香りです。天然エッセンスを配合したジャスミンの香りが浴室全体に広がり、気分もうっとり。保湿成分の天然カミツレエキス配合でお肌にも優しいです。温泉成分配合で温浴効果を高め、血行を促進し、湯上り後もポカポカ感が持続します。お湯の色はライトグリーンです。
メーカー名：アース製薬
価格：456円（Amazonの場合）
容量：600g
おすすめのラベンダーの入浴剤3選
次はおすすめのラベンダーの入浴剤3選を紹介します。ラベンダーはハーブ類の中でも花の香りを楽しめる植物で、入浴剤もラベンダーの香りを楽しむことができます。ラベンダーのアロマオイルもありますが、アロマオイルのお風呂はいろいろなデメリットがあるため、入浴剤の方が安全に使用することができます。
バスクリン ラベンダーの香り
先ほど紹介したバスクリンですが、お次はラベンダーの香りです。先ほど紹介したジャスミンと同様に、天然アロマ成分を閉じ込めたアロマの粒がお湯の中にしっかりとけ込み、ラベンダーの香りが長続きします。保湿成分のオーガニック認証ホホバ油配合で肌あたりまろやかで、温泉ミネラル成分配合で温浴効果を高めて血行を促進します。お湯の色もラベンダーの色で、まるでラベンダー畑にいるような気分です。
メーカー名：バスクリン
価格：556円（楽天の場合）
容量：600g
nk pure ラベンダー
「日本香堂」は看板商品の「毎日香」をはじめ、線香やお香の製造・販売がおなじみですが、実は入浴剤も販売しています。今回紹介する商品はお香の会社が作った香りにこだわりがある商品で、今回のラベンダーは天然のラベンダーオイルを配合。ラベンダーの香りがお風呂中に広がり、気分が癒されます。保湿成分にユーカリエキスとカミツレエキスを配合。お湯の色は乳白のソフトパープルの色。香りにこだわりたい方にはおすすめの商品です。
メーカー名：日本香堂
価格：198円（公式サイト）
容量：50g
ラベンダーの香り アロマバスソルト
「Healing Essence」はバスソルトなどを扱っている会社で、今回紹介する商品は真正ラベンダーを使用したバスソルトで、見た目のびんは紫色で、中身も紫色に思われますが、中身は無色。白いバスソルトで、そこにオーガニック認証のラベンダーのエッセンシャルオイルを配合しています。バスソルトは瀬戸内海産の海塩を使用。合成香料、着色料、保存料、タール系色素は不使用で、石油成分を使用していないため、安心・安全にこだわっています。価格はちょっとお高いですが、使ってみる価値のあるバスソルトです。
メーカー名：Healing Essence
価格：2,500円（公式サイト）
容量：420g
おすすめの花の香りの入浴剤5選
次はおすすめの花の香りの入浴剤5選を紹介します。桜や椿など、花単体の香りのものから、さまざまな種類の花の香りのブレンドなどを集めました。
バスロマン にごり浴さくらの香り
先ほど紹介したアース製薬のバスロマンですが、今度は同じ温浴タイプのもので、乳桜色のにごり湯の桜の香りの入浴剤です。先ほど紹介したジャスミンと同様、天然エッセンスを配合。桜の香りが浴室全体に広がり、まるでお花見に行った気分に。保湿成分にさくら葉エキスを配合。桜好きにはたまらないですね。もう一つの保湿成分の天然カミツレエキスと温泉成分配合は先ほどのジャスミンと同じです。
メーカー名：アース製薬
価格：431円（Amazonの場合）
容量：600g
温泡 とろり炭酸湯 ぜいたく華蜜
先ほど紹介したアース製薬の商品ですが、今度は「温泡」で、とろりとした湯ざわりが楽しめる「とろり炭酸湯」シリーズです。今回紹介する商品は4種類の花の香りの入浴剤で、「ふじ蜜」「ばら蜜」「れんげ蜜」「あかしあ蜜」の4種類です。香料中に秋田県産のはちみつの香りの成分を配合。それぞれの花の香りとはちみつの香り成分で甘くて華やかな香りに。温泉成分と炭酸ガスが温浴効果を高め、血行を促進します。
メーカー名：アース製薬
価格：343円（Amazonの場合）
容量：12錠
ハーバリウム入浴剤ギフトセット 桜
「花まりか」は神奈川県のフラワーショップで、結婚祝いや誕生日など、それぞれのシーンに合わせた花の商品を販売しています。今回紹介する商品は桜のハーバリウム（ガラスのボトルに専用の特殊オイルで浸したプリザーブドフラワーなどを入れたもの）に桜のバスエッセンスとバスソルト、バスパウダーの3種類の入浴剤がセットになったギフト用の商品で、大切な方の贈り物におすすめです。尚、桜以外ではブルースターともみじのそれぞれのハーバリウム＆入浴剤セットもあります。
メーカー名：花まりか
価格：3,520円（公式サイト）
容量：ハーバリウム本体・入浴剤3個セット
バブ ナイトアロマ
おなじみの花王のバブですが、4種類の花の香りのセットの「ナイトアロマ」です。香りは「ロマンティックジャスミン」「スイートカモミール」「ローズハーモニー」「ラベンダー」の4種類で、お湯の色はそれぞれ異なります。香りはお気に入りのアロマキャンドルを焚いたようなリラックス感。炭酸ガスの温浴効果は通常のバブと同じです。1日のご褒美に、お好みの香りでお楽しみください。
メーカー名：花王
価格：425円（楽天の場合）
容量：12錠
クナイプ バスソルト スミレの香り
おなじみのクナイプのバスソルトです。今回紹介する商品はスミレの香りです。スミレから抽出したニオイスミレ花エキス配合で、甘くてみずみずしい香りです。パッケージは一言メッセージが記入できるスペース付きのもの。ちょっとしたギフトにおすすめです。商品は50g（165円）もあります。春だけの期間限定ですので、お早めに！
メーカー名：クナイプ
価格：2,640円（公式サイト）
容量：850g
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【おまけ】おすすめの花びら・花モチーフの入浴剤3選
最後はおすすめの花びら・花モチーフの入浴剤3選を紹介します。花びらや花をモチーフにした入浴剤は見た目が花なのに、入浴剤と同じような香りと花風呂の雰囲気を楽しむことができます。また、入浴剤としては使わず、インテリアに飾るだけで香りを楽しむことができるので、大切な方のギフトにおすすめです。
MONTAGNE. フラワーアレンジバスペダル（メルシーボクー）
この商品は木箱に入った花モチーフの入浴剤です。ふたを開けるとほのかにアロマの香りがします。バスタブに入ったお湯に商品を入れると、まるでお花を散らかしたようなぜいたくなバスタイムを楽しめます。お花を散らした後に勢いよくお湯を注ぐと、泡風呂も楽しめます。ラインナップはメルシーボクーのほかに、ボスジュルネ、ソレイユルヴァンの3種類。大切な方の誕生日やバレンタイン、ホワイトデーなどのギフトに最適です。
メーカー名：MONTAGNE.
価格：5,720円（Amazonの場合）
容量：70g
Q-FLA NEWハートボックスRED
「Q-FLA」は福岡で花びらの入浴剤や石鹸などを扱っている会社です。今回紹介する商品はバラの形の入浴剤です。お風呂に花びらを入れるとふわっとした香りがお風呂中に広がり、ぜいたくな気分を味わえます。花びらは入浴ソープとしても利用することができます。商品はレッドとピンクの2種類で、いずれもハートの形の容器に入っています。ディスプレイスタンド付きで、インテリアとして飾るのもおすすめです。
メーカー名：Q-FLA
価格：3,300円（公式サイト）
容量：420g
デイズインブルーム フラワーバスセット オーバルリリー
オリジナルブランドやキャラクターのブランドの商品を扱っている「グローバルプロダクトプランニング」。今回紹介する商品は「デイズインブルーム」というブランドで、花モチーフが中心の商品シリーズです。その中で今回のはユリの花をモチーフにしたバスフラワーとバスボムがセットになったもの。ユリの香りで気分も癒してくれます。かわいい箱に入っているので、さまざまなシーンに合わせたギフトにもおすすめです。
メーカー名：グローバルプロダクトプランニング
価格：1,320円（公式サイト）
容量：75g+27g
まとめ
花のお風呂はバラのお風呂がおなじみですが、それ以外の花ではジャスミンやラベンダーなど、花をお風呂として入れることができる種類は限られますが、さまざまな花でお風呂を楽しむことができます。バラ以外の花のお風呂は、花の種類によって作り方は異なりますが、花をそのまま浮かべたり、葉や樹皮などを袋に入れて入るなど、さまざまな作り方があります。しかし、掃除の手間や花の入手状況が限られますので、入浴剤だとそれらのデメリットが解消され、好きな香りを楽しむことできます。
花の入浴剤でお風呂に華やかな時間を楽しみましょう。
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